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iPhone画面は液晶と有機ELの2種類あり。違いやメリット&デメリットは?

iPhoneの画面には大きく分けて液晶(LCD)、有機EL(OLCD)の2種類あります。それぞれに特徴があり、メリットやデメリットがありますので紹介したいと思います。

iPhone画面の種類

まずは、歴代iPhone画面の種類を簡単にまとめてみました。

LCD
(液晶)
Retina
(液晶)
Retina HD
(液晶)
Super Retina HD
(有機EL)
Liquid Retina HD
(液晶)
Super Retina XDR
(有機EL)
初代
3G
3GS
4
4S
5
5C
5S
6
6Plus
6S
6S Plus
SE1gen
7
7Plus
8
8Plus
SE2gen
SE3gen
X
XS
XS Max
XR
11
11Pro
11Pro Max
12
12mini
12Pro
12Pro Max
13
13mini
13Pro
13Pro Max
14
14Plus
14Pro
14Pro Max
15
15Plus
15Pro
15Pro Max

今回は記載していませんが、この他に画面解像度、画素数、コントラスト比、色域、輝度、True Toneなど、高精細な画質を実現するための技術があります。

従来のiPhoneは液晶が主流でしたが、2017年にiPhoneXが登場してからは有機ELが徐々に増え、現在では有機ELがメインで採用されています。※XR、11、SE2、SE3は液晶画面を採用。

液晶と有機ELの仕組み

大まかになりますが、液晶と有機ELの仕組みは以下の通りです。

液晶

  • カラーフィルターの間に液晶材料を挟み、バックライトによって表示する仕組み
  • 液晶それ自体が発光しない、バックライトの消費電力が必要

有機EL

  • 基板は1枚で、バックライトが不要であるために紙のように薄く軽量
  • 有機EL素子がそれぞれ自分で発光するため、コントラスト(明暗の差)が鮮やか

メリットとデメリット

それぞれのメリットとデメリットを見てみましょう。

メリットデメリット
液晶手ごろな価格
・長寿命
・厚くなる、重くなる
・バックライトが当たっているため、黒をキレイに表現できない
・有機ELに比べて消費電力が大きい
・ベゼル(黒い枠)が太くなる
有機ELコントラストが鮮明特に黒の表現がとてもキレイ
・省電力(黒は発光しないため電力消費が無い)
薄型軽量
・視野角が広い
・高額
・焼き付き(画面に残像が残る)現象が起きやすい
・液晶に比べて寿命が短い
・壊れやすい

最近の液晶モデルは質が高いため、単体で見る分には違いがあまり分からないかもしれません。実際に液晶モデルと有機ELモデルを並べて比べると、画質の違いが分かると思います。その違いに関しては「はっきりと分かる」という方と「大差ない」という方があり、個人差があるようです。

VIT-SHOPの有機ELモデルiPhone画面修理は、液晶と有機ELから選べる

iPhone12

iPhone画面を割ってしまったら交換が必要になりますが、有機EL画面は部品も高額です。有機ELモデルの修理価格が高いのは、そういった理由があるからです。

そうは言っても、出来る限り出費を抑えて修理したいという方も多くいらっしゃいます。

そこで、当店では有機ELモデルのiPhone画面を2種類用意しています。有機EL画面と液晶画面からお選びいただけます。

なるべく安く画面修理をしたい場合は、液晶画面も選択肢の一つとなるでしょう。

ただ、有機ELモデルのiPhone画面交換をする場合において、動画視聴やゲームに重点を置いている方、スムーズなタッチ操作を希望される方などは、液晶画面では性能面で物足りなさを感じるかもしれません。そういった場合、有機EL画面を選んでいただくほうが快適になります。

VIT-SHOPは液晶モデルのiPhoneも2種類から選べる機種あり

iPhoneSE2

当店では、一部の機種になりますが、高品質液晶パネルの取り扱いがあります。高品質液晶パネルは純正に近い仕組みと色合いを再現していますので、より安心です。当店の修理メニューに記載がない機種に関しては、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

iPhoneは機種によって性能や大きさだけでなく、画面にも違いがあることをお分かりいただけましたか?

当店でiPhone修理を依頼される場合は、受付時にお好きなタイプを選んでいただけます。また、修理後も最大1年間の保証があるので安心です。

VIT-SHOPは富山県内3店舗あります。お気軽にお近くの店舗へどうぞ!